地震の規模 |
地震の規模表現−震度とマグニチュード表記について |
このページは、地震の規模−震度とマグニチュードの表現・表記についてまとめてあります。 |
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2007年11月1日発表、国の中央防災会議が被害想定を出している国内の地震で、最もマグニチュードが大きくなるのは、東海・東南海・南海地震が連動した場合のM8.7。震度7の激震と5mを越える大津波で2万8千人が死亡するとされている。 ■地震の震度(気象庁震度階級)
■マグニチュードの区分
マグニチュードが1増えるとエネルギーは約30倍になります。 M6を1とすると、M7は約30倍。 M8になると、約1000倍にもなります。 北海道東方沖地震(1994年10月4日)はM8.2でした。 兵庫県南部地震はM7.2です。エネルギーとしては、30倍もの開きがあります。 これを見ても地震の大きさと被害の大きさは比例はしません。 震源地の地盤構造と建物構造だということがわかります。 北海道や東北は地震が頻繁に発生していますが、雪対策の為に軽量のトタン屋根が多いので、被害は比較的軽くすんでいます。 一方、兵庫県の場合は、かわら屋根の一般住宅と建物上部の重量に耐えられなかったコンクリート建物が多かったので、被害を大きくしました。 気象庁では、全国129の観測所でM3以上の地震について観測しています。 微小地震は発表されていません。 日本での頻度の目安は以下の通り。 ・M8.9以上の地震は、日本で記録されたことはありません。 ・M8.0〜8.7は、10年に1回程度。 ・M7.0〜7.9は、年に1〜2回程度 ・M6.0〜6.0は、年に10数回程度 規模の小さなものは、1小さくなる毎に10倍になると考えればいいと思います。 観測では、以上のような統計が出ていますが。 M5程度の地震は世界のどこかでほとんど毎日発生しており、M3〜4程度の地震は、日本でもほとんど毎日発生しています。 参考までに、 アメリカ地質調査所は以下のような目安を作っています。 ・M8〜 GREAT(巨大) ・M7〜7.9 MAJONR(大きい) ・M6〜6.9 STRONG(強い) ・M5〜5.9 MODERATE(並) ・M4〜4.9 LIGHT(軽い) ・M3〜3.9 MINOR(小さい) ・M0〜2.9 MICRO(微小) 多少数字と言い回しの違いはありますが、日本とマグニチュード表示とほぼ適合しています。 |
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